東大小児科チーム
専門チーム
- 東京大学病院小児科では様々な専門チームが協力しながら、患者さんに最適な医療を提供しています。
- 各チームが診療・研究・教育を行いながら、小児科全体の活動を協力して盛り上げています。
総合診療チームGeneral Care
総合診療チームは、小児総合診療のみならず、腎臓・内分泌を含め、様々な病態に対応する活動を行なっています。診療・研究・教育体制を充実させ、小児科学全体の発展・進歩を目指しています。
小児神経チームPediatric Neurology
小児神経チームは小児神経専門医療機関として幅広い小児神経疾患を診療しています。当院は総合周産期母子医療センター、東京都こども救命センターの指定を受けており、出生時から治療が必要な神経疾患(脳の先天異常、二分脊椎など)、集中治療が必要な神経疾患(急性脳炎・脳症など)の治療も担っています。
血液腫瘍チームHematoOncology
小児の血液疾患や固形腫瘍の治療、造血細胞移植を行なっています。小児がんの診療体制は我々のみならず小児外科、放射線診療部、病理診断部の医師が診断・治療にあたります。関係する部門との密接な連携によるチーム医療や診療に関わるチームがカンファレンスで治療方針を検討し、化学療法・手術・放射線療法を組み合わせた集学的医療を行っています。
新生児チームNeonatology
総合周産期母子医療センターである東大病院の新生児部門として、2019年6月より新しいNICU・GCUに移転、増床しました。早産児をはじめ新生児外科疾患、先天性心疾患を含む最重症の新生児を救命できる四次的病院として機能することを目標に、2021年7月からはNICU 21床、GCU 30床の規模で患者さんを受け入れています。新生児医療を担う人材の育成、新生児医学の研究にも力を注いでいます。
小児循環器チームPediatric Cardiology
小児循環器学会修練施設として、幅広い小児心疾患の診療を行っています。小児心疾患は命に関わる重篤な疾患が多く迅速な判断が求められますが、エビデンスに基づいた着実な判断を行う事で、より多くのこどもたちを助けることを目指しています。特に先天性心疾患では、「胎児期から成人期まで」を生涯にわたる患者のケアを行えるような体制を整えています。
小児集中治療チームPediatric Intensive Care
小児集中治療(PICU)チームは2018年8月に誕生した新しい専門診療チームです。続く2019年6月に新しい小児集中治療室(PICU)に移転して、最新・最先端の環境で重症小児患者さんの診療を日々行っております。私たちは「地に足をつけた臨床」「キャリアアップ教育」「小児集中治療医学の研究・発展」を三本柱として日々の診療に励んでいます。